昨年度の
新人大会で引退するはずだった高校2年生。
自分の結果に納得がいかず,最後の大会まで参加したいとの申し出がありました。
受験ムードが強まる中,練習にも熱心に参加した2名の高校3年生の姿は,
後輩たちにとって,とても良い刺激になったことでしょう。
この大会をもって引退となる,その2名の高校3年生にインタビューをしました。
東医[理系]クラスに所属している小山くん(左)と森くん(右)
---部活をやっていて良かった点は何ですか?
小山:人間の輪を広げることができました。
森 :目標を掲げ,集中して何かに取り組むという日々を過ごすことができました。
---部活から学べたものは何ですか?
小山:「気分で行動することを重ねると失敗する(苦悩する)」ということを学びました。
森 :ここぞという場面での心の持ちようを学びました。
---高3の4月まで部活を続けてみてどうでしたか?
小山:戦型を気分で変えたことが何度もあったため基礎が定着せず,
本番で思うように試合をはこぶことができませんでした。
受験の前に,良い失敗の体験をすることができたと思います。
森 :ここまで部活を続けてこられたので悔いはないです。
---高3まで部活を続けられたモチベーション&秘訣は何ですか?
小山:卓球が好きだからです。好きなことだからこそ続けられました。
森 :勉強を疎かにしないことです。
勉強を理由に引退していく人もいますが,時間は工夫すれば何とでもなります。
---後輩へ送るメッセージはありますか?
小山:学習と部活の両立は,正直難しかったです。
部活を続けるならば全力で部活をやるべきだと感じています。
また,勉強を始めるならば全力で勉強をやるべきだと思います。
自分の経験から,中途半端が一番良くないと思っています。
森 :全員3年生まで続けて欲しいです。
隙間時間や部活後のスイッチの切り替えを素早くすれば,
部活を続けていても何の問題もないと思います。
---引退後,自分自身の決意や目標をお願いします。
小山:東京大学に行って,卓球を続けます!
(そのために,これからは一生懸命勉強します!)
森 :これを機に,大学入試モードに切り替えます。
そして,また大学で卓球がしたいです。
自分たちの想いを,言葉にしてくれた2名の高3生。
本当にありがとうございました。