奨学生制度

佐藤栄太郎奨学生制度

平成20年11月13日、急逝された佐藤栄太郎初代栄東中学・高等学校校長は、学校創立に際して建学の精神「人間是宝」と校訓「今日学べ」を掲げ、学校に集う生徒たちへの指導指針としました。佐藤栄太郎先生の思想には「人は誰でも努力と勉強次第でその道の第一人者になれる」という若人への期待と信頼がその根底に流れていたことはまちがいありません。

佐藤栄太郎先生は本校の校長であるとともに、本校を含む佐藤栄学園の理事長でもありました。思えば佐藤栄学園が学校法人としてスタートを切った当初は、さまざまな生徒が入学してきました。そうした中には家庭の経済的な環境に恵まれず、勉学にだけ励めばよい、という状況ではない生徒もいました。栄太郎先生はそうした生徒たちのひたむきな向上心に何とか応えようと奨学生制度を創設しました。

本校で採り入れている「佐藤栄太郎奨学生制度」の創設はこうした趣旨に発するものでした。今日、奨学生となられる生徒の皆さんへの思いもこれと何ら変わるところはありません。前向きな学習意欲をさらに前進させ、高い目標を達成しようと努力する生徒の皆さんの意志を側面から応援できるような基金となるよう、わたしたちは願ってやみません。

授与される金額

「佐藤栄太郎奨学生制度」は入学から高校卒業までを対象にして、授業料に相当する金額を授与するものです。
合格種別に応じて、入学金+最大6年分の授業料・施設設備拡充費等が授与されます。
1年間特待生の場合、入学2年目以降は、学年ごとに奨学生資格の審査が行われ、該当者に授与されます。

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