3月28日・29日の2日間、つくば国際会議場で開催された「つくば Science Edge 2025」に、高校1年の徳田君が参加・発表をさせて頂きました。ポスターセッションにおいて、自身の研究のうち「令和6年度能登半島地震から考える防災・減災」に関する成果の発表をおこないました。また、ポスターセッションと並行して、スライドを用いた口頭発表もおこないました。これまでの学会や私学文化祭ではポスターを前にしたプレゼンが中心でしたので、口頭発表は初めての経験となりました。
同会場でおこなわれたサイエンスワークショップは、各大学等の研究機関が主催する企画から2つを選ぶことができました。徳田君は、防災科学技術研究所の「津波の現象を知る」と東京理科大学の「自然災害を模擬する実験 ―火山噴火を例として―」に参加をさせて頂きました。過去に日本で観測された津波の波形記録から津波の高さを読み取る実習や、ホームセンターで入手できる身近な素材を使用した火山噴出物のイメージをつかむモデル実験に取り組み、地震や火山に関する視野を広めることができました。更に、自身の取り組んでいるテーマと類似の研究をおこなっている高校の生徒たちとのコミュニケーションを取れ、有意義な2日間となりました。
また、東京大学先端科学技術研究センターが「先端研ユースアカデミー」の一環として募集をした2024年度の「高校生研究員」に、高校1年の横尾さんが応募・採択を頂き、「紫外線吸収成分を含む農作物を利用した日焼け止めの開発」をテーマに研究をおこないました。昨年度に横尾さんの所属していた高校1年の先生方やALご担当の先生方のご尽力により実現し、研究は理科研究部の活動の中でも進めてきました。3月27日に、東京大学先端科学技術研究センターにおいて、「高校生研究員2024成果発表会」がおこなわれ、緊張感の中にも自身で取り組んできた研究の成果を丁寧に語ることができました。