理科研究部【合同】 最新情報

【中高理科研究部】サイエンスキャッスル2024の参加報告  

2024年12月19日

2024127日(土)に株式会社リバネス主催の「サイエンスキャッスル2024」が、日本工学院専門学校(蒲田校)において開催されました。レポート選考の結果「奨励賞」を受賞した高校1年1組の徳田光希君が、会場でのポスターセッションにて発表を致しました。 

サイエンスキャッスルは、中高生の学会で、顧問の私も初めて参加の機会となりました。開会式に続いて、午前中はオーラル発表セッションを聴講しました。午後に、ポスターセッションがおこなわれました。ポスター発表の研究テーマは、「埼玉県所沢市に残る日記に記された歴史地震から減災を考える」で、コアタイム(プレゼンの時間)50分間は、途切れることなく多くの研究者の方々(出場各校の生徒・先生方を含む)にプレゼンをできました(写真:左)。ポスターセッション後には、各企業による「特別企画」が実施され、「河川の生物多様性を環境DNAで明らかにしよう」へ参加しました。そこでの講演で聞いた環境DNAの調査は、本校の理科研究部で取り組んでいる芝川の環境の研究にも適用できる可能性があると考え、頂いた貴重な資料を部員とも共有します。本行事には、多くの開催パートナーの企業が共催しており、閉会式での各代表者の方々の「研究への情熱を継続してほしい」旨の力強いメッセージを込めたプレゼンも印象的でした。

~徳田君の参加記(感想)~ 

私が参加をした高校生の発表会としては、5月に幕張メッセで開催されたJpGU2024以来でした。9月に参加をさせて頂いた大人の研究者のみが集まる学会(歴史地震研究会)とは、また違った雰囲気でした。今回のサイエンスキャッスル2024には、理科に限らず多種多様な研究をする高校生や専門の方が集まっており、ポスター発表の場では、活発な研究に関する意見交換が行われており刺激を受けました。私の研究も多くの方から助言をいただきました。今回頂いた提案などにより研究を進めていきたいと思っています。また、ポスター発表のあとに行われた特別企画は「いきモノづくりワークショップ 生物の特徴から新しい製品を生み出そう!」に参加しました。ここでは生物の名前と製品の名前が書かれた紙が入っている箱から紙を引き、書かれている生物の特徴を活かして製品を作るというものでした。一つの生物を細かく調べ製品と結びつけるということは普段の生活ではしないことなので、非常に良い体験でした。 

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