理科研究部 第52回(2024年度)埼玉私学文化祭 作品展 研究発表部門の報告
11月2日(土)~3日(日)に埼玉会館の展示室において開催されました第52回私学文化祭作品展の研究発表部門に、生徒3名が出品させて頂きました。一般公開に先立ち、11月1日(金)におこなわれた審査の結果、下記のとおり受賞をすることができました。
◎高校2年 中嶋君
「持続可能な社会を意識した素材キチンを蟹の殻から細菌を通じて抽出するプロセスの検証」
・・・ 埼玉県私立学校芸術文化連盟賞
◎高校2年 古里君
「水温上昇及び水質の変動が河川生態系に与える影響とその将来展望 -芝川を事例として-」
・・・ 優秀賞
◎高校1年 徳田君 「令和6年能登半島地震の各種データから読み解ける教訓と対話的な探求
~現地を訪れて分かったこと~ 」
・・・ 佳作
11月2日(土)は終日雨天だったにもかかわらず、多くの方に埼玉会館の展示室に来場頂きました。出品者の生徒たちは、ポスターの前に立ち、研究の成果を分かり易く語りました。理科研究部の卒業生や、昼過ぎに学校が放課となった部員にも、来場頂くことができました。卒業生は、高校在学時や現在大学で学ばれている経験も活かして、生徒に研究内容に関するアドバイスをして下さいました。
一般公開2日目の11月3日(日)は、午後から表彰式がおこなわれました。表彰式に続いて、交流会(ポスターセッション)が開催され、各校の理科研究系の部活動で取り組まれている25の研究発表がポスター展示されました。交流会では、学年や学校の枠を超え、また中学生から大人まで会場に集った皆さんにより、各ポスターの前で議論が盛り上がりました。
発表をさせて頂いた生徒たちも、見学に来場された生徒たちも、多種多様な研究に触れることで今後の自身の活動に活かしてくれるものと期待しております。おわりに、研究活動や発表用ポスターの作成にご協力頂いた皆様、会場へお越し頂いた皆様に、深く感謝を申し上げます。