10月26日(土)の午後に、標記の第4回栄東ラボを開催致しました。
今回は、「みんなで考える神経ネットワーク」でした。43期の岡田祥功君・片桐蓮君、41期の島村泉里君が講師を務め、中学1年生~高校2年生までの20名程の生徒が参加をしました。参加をされた生徒の感想と活動の様子の写真を掲載致します。
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星野君(高校1年生)の感想
第4回栄東ラボでは、神経系について学習した。始めに神経の種類や働き、どのように情報を伝達しているのかについて講義を受けた。高校1年生は、今回の中間テストの生物の範囲で神経系の働きについて学んでいたため、講義内容をスムーズに理解することが出来た。その後、アクティブラーニングとして感覚神経の情報伝達速度を、実験方法から実証まで参加者のみで考え求めた。
このラボでは、学校の授業では学べないような詳しい話も聞くことができた上に、現役大学生の先輩方による講義ということで質問もしやすく、楽しみながら学ぶことができた。栄東ラボは好奇心を満たしながら学習して 、知識を深めることが出来る貴重な機会である。次回もぜひ参加したい。
藤原さん(中学3年生)の感想
私が参加した今回の栄東ラボは、現役医学部生が教えてくれました。始めの講義では、神経はどのような働きをしているか、予想を立てながら先生の解説を聞きました。未履修のはずの中学1年生が活躍していました。
次に「感覚神経の伝達速度を計る」というテーマで、実験の計画から実際の速度との比較までを行いました。神経伝達速度の実験があることについては授業で教わりましたが、中枢神経や運動神経を含まない数値については考えませんでした。学年を越えて案を出し合い、試行錯誤しました。
計算結果は実際より速くなってしまいましたが、知識よりも大切なことも学びました。データの前提を確認すること、数値を求めるときは範囲に気をつけること、3,4人との対話で大人数を動かすことなどです。 理科を楽しむためにも数字と仲良くなりたいと思いました。