2024年11月3日(日)~4日(月)の1泊2日で、大菩薩ヒュッテとその周辺地域(山梨県甲州市)において開催された「大菩薩ジオツアー」に、高校2年の前君と田中君が参加をさせて頂きました。
株式会社 ダンク(ジオトレアカデミー事業部)と東京都立武蔵高等学校山岳部同窓会(顧問の荒井が所属)との共催で開催されました。メイン講師として筑波大学大学院生命環境系の元教授 久田健一郎先生が、ご指導下さいました。
前君は、昨年度に続き2回目の参加、田中君は今回初めてのジオツアーでした。2人とも、理科研究部で夏休みに大菩薩ヒュッテを宿泊地として実施をした天体観察・科学観察合宿に参加をしており、大菩薩ヒュッテへの宿泊は、田中君が2回目、前君は4回目になりました。
~田中君の感想~
今回は、久田健一郎先生に、大菩薩の地質について、また1月1日に発生した大地震(令和6年能登半島地震)について、現在わかっていることを教えていただきました。はじめに大菩薩ヒュッテ内でおこなわれた2時間程度の講義は、とてもためになりました。また、実際に大菩薩峠の山頂まで登る過程で足元の石を見ることで、大菩薩がどのようにして形成されたかや、周りの山々との関係等、普段よりも視野を広げて考える時間を過ごすことができました。ヒュッテでの1泊2日の生活は、日常生活とはかけ離れていて、ネットすら繋がらず、焚き火で暖をとるような生活でした。普段とは一味違う生活を送れたことも、参加をした価値があったと思います。さらに、私は幸運なことにヤマネを見ることができました。こんな経験は滅多にできないと思います。とても刺激的で楽しく有意義な2日間でした。機会があればまた行きたいです。