理科研究部【合同】 最新情報

【理科研究部】マリンチャレンジプログラム全国大会に参加し、最優秀賞に輝きました。

2023年03月17日

理科研究部に所属している辻本君が「マリンチャレンジプログラム2022」に参加し、最優秀賞に輝きました。

《辻本君のコメント》

2023年3月5日に開催された「マリンチャレンジプログラム2022全国大会」にて口頭発表を行い、最優秀賞を頂きました。
本プログラムは、2022年3月より一年間を通して行われたものであり、その最後のフェーズとして今回の全国大会がありました。

まず、具体的な活動概要をご説明いたします。
本プログラムは、株式会社リバネス様、JASTO様、日本財団様の三社共同で行われているプログラムです。
主題は「海の未来に携わる中学生から高校生の研究者に助成金を出し、優れた研究と研究者を創出すること」。
形態としては助成金プログラムの形をとっていますが、実際は研究者育成のプログラムです。その具体的な内容は、本プログラムの目玉となる「研究メンターをつける」ということです。
採択されたチームは、実際に大学で学ぶ学生の方や研究所所属の研究者の方、大学教授など「本物の研究者」にご指導を頂けます。これによりチームは本物の研究が何かを知り、実践することができるのです。

先述した中間発表は所謂地方大会であり、北海道・東北、関東、関西、中国・四国、九州・沖縄の計5か所にてそれぞれ大会が行われました。そこで、書類審査と面談にて採択された40校が発表を行い、15校が選出され全国大会に進みます。
そして今回、2022年度マリンチャレンジプログラムの締めくくりとして全国大会が開催されたという形になります。

プログラム過程では、本当に様々なことを学ばせていただき、またそのご縁で「釣りビジョン」というテレビ番組の取材を受けさせていただきました。

一年間にわたるプログラムの集大成であった今回の大会では、息をするのを忘れるほどの集中と高揚のせいで、帰るときには激しい頭痛に見舞われるほどでしたが、濃密で楽しい一日でした。

他校の研究者の発表も、全国大会に出場するだけあって本当に優れており、それぞれ様々な疑問と好奇心がわいてくる素晴らしい発表でした。
同時に行われたポスターを使用しての交流会においても、他校の研究者の方々と交流を深めることができ、大変勉強になりました。

また、審査員としていらしていた研究者の先生方も、我々の研究に真摯に向き合い、またたくさんのアドバイスをいただき、大変勉強になりました。

審査員の方もおっしゃっていましたが、研究に順位をつけるということには違和感がぬぐえません。
今回の大会は楽しむことを最優先ということを目標に掲げ臨みましたが、それは勿論叶い、その上で賞をいただけたことは、私の研究の価値を認めてくださったということで本当に嬉しく、素晴らしい経験となりました。

私の研究はまだ途上であり、先には果てしない海が広がっています。
それを泳ぎ切り、謎を解き明かすのが今から楽しみで仕方がありません。

マリンチャレンジプログラム.jpg マリンチャレンジプログラム②.jpg

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