41期生の島村 泉里君(信州大学理学部2年)による、生徒対象の実験教室「栄東ラボ」を開催しました。
私は栄東高校理科研究部の41期の部長を務めさせていただき、現在は信州大学理学部に通っている島村と申します。
長野県に住んでいる現在でも、「栄東ラボ」のお手伝いとして学校に関わらせていただいております。
栄東ラボは実験の楽しさを伝えるために、42期生の後輩である宮﨑和至君の発案から始まっていると聞いています。
私は現在、大学にて教職課程を履修しているのですが、その中でも理科の理解と定着という点において、実験という方法が現在では理解を深めるために重要であるとされています。
昨年12月に開催した第4回は「音の高さの謎を解明しよう!!」をテーマに、楽器を持ち寄り、実際に音を出してみることで、参加をした生徒たちに物理学の波動分野を楽しく学んでもらうことができました。
その中では、授業で教わった知識を駆使しながら目の前の実験器具を通して、自ら考える生徒の姿を見ることができました。
「理科研究部でこんなに楽しい実験ができるなら入ればよかった」と生徒が言ってくれたことは、強く記憶に残っています。実験を通して理科の楽しさを知ってもらえたら、理科を学ぶ者の一人として嬉しく思います。