理科研究部【合同】 最新情報

【理科研究部】オンライン開催された学会(JpGU)の高校生セッションで受賞

2020年08月07日

 7月12日~19日にオンラインで開催された学会(日本地球惑星科学連合(JpGU)2020年大会)の高校生セッションで発表をした高校3年の島村泉里君が、審査の結果、「優秀研究賞」および「ポスター優秀賞」を受賞しました。今回の学会では中学3年からの4年間の研究の集大成として、過去に行った4つの実験についての全てをまとめ、発表を行いました。
 木材から切り出した物体を落下させた実験1、3Dプリンターを用いて確度を向上させた実験2。形状変化による、空気抵抗の大きさの大小変化に関わる「抵抗係数」に焦点を当てた実験3・4の2種類の実験を行いました。
 JpGUの発表には、過去に発表を行った私学文化祭等とは大きく異なり、オンラインで開催された上、iPosterという新しい発表ツールが用いられました。ポスターの作成は以前までと異なりながらも試行錯誤し、何とか完成までたどり着くことができました。学会の予稿集は英語でも書く必要があり、ポスターの形式と同様に初めての経験となったことでしょう。
 発表をした4つの実験の中には新型コロナウイルスによる休校以前に終わっていなかった実験を自宅で行うこともありました。同じ部活の仲間にも協力をしてもらい、現在のベストな形で発表を迎えることができたと思っています。
 発表当日(7月12日・19日)にはZoomを用いた口頭発表及びチャット機能を用いた議論が行われました。チャットでの質疑応答には京都大学の准教授や研究者の方々にお話を聞くことができ、2時間半という時間がとても短く感じるほど様々なアドバイスや今後の研究についての意見を頂くことができました。今後とも今回の経験を活かし研究を続けていってもらいたいものです。

クリックすると大きな画像で表示されます。
オンラインでのポスタータイム.jpg

TOP