幸手市は、1923年関東地震(関東大震災をもたらした地震)の埼玉県内の三大被災地の1つと言われています。3月末から進めてきた文献調査の結果も踏まえて、4月15日(土)に今年度最初の現地調査をおこないました。東武日光線の幸手駅周辺(旧幸手町)の寺社3か所を訪れ、建てられている石碑の碑文を読み取りました。現地調査の結果の一部(PDFファイル)を、ぜひご覧下さい。
幸手市を対象地域とした関東地震の研究は、この春卒業をした37期生が高校2年生のときに着手しました。今後、さらに調査を続けて考察を深め、9月につくば市で開催される学会(歴史地震研究会)で発表をします。また、その後、学術誌(『歴史地震』第33号、2018年5月発行)への掲載を目指して、論文を作成します。
中学2年 篠田海遥・野間鉄心
高校顧問 荒井賢一