明治・昭和三陸地震の石碑調査の結果をまとめた論文を学術誌『歴史地震』に投稿し受理されました。昨年11月と本年1月に実施した三陸巡検の結果をまとめた論文で高校3年の安倍を筆頭に各部員で協力して執筆を行いました。
今回の論文では岩手県宮古市の田老・摂待地区に残された明治・昭和三陸地震に関する石碑の碑文を調査しまとめました。論文の執筆は毎日放課後に行われ、繰り返し校正作業を行うなど大変でしたが無事完成させることができました。今回調査した石碑は、今後の復興工事などで損失される恐れもあるので非常に有意義なものになったと思います。
論文の執筆を通して、三陸地震を体験した先人達の意志に触れることができたと思います。今回の結果を今後、様々な場で発表し、この体験を活かしていきたいと思います。
論文の内容は、『日本地球科学連合 2016年大会 高校生セッション』で発表されます。