そもそも理研ゼミとは?そう思われる方も多いでしょう。この理研ゼミというのは理科研究部の第37期生らによって考案された、部員の個人研究の成果をお互いに発表する部活内のイベントです。
ここではその理研ゼミの詳しい説明をしていきたいと思います。
理研ゼミではそれぞれが調べた、炎色反応の実験や地震の研究を各自でパワーポイントなどでまとめ、互いに発表しています。
筆者はそこで個人研究のロボットについて発表しました。そこではギアのかみ合いについてや、使えるセンサーの例として、光センサーや、タッチセンサー、超音波センサー、音センサーの紹介をしました。その例のプログラムなども紹介し、そのうえでそれらを応用することでできる、ライントレースや迷路脱出の説明をしました。ライントレースとは黒線に沿ってロを動かさせるものです。そのうえで、今後の文化祭でやりたいことや、その先でやっていきたいことなどを話しました。
このように、お互いに発表することで協力を仰いだり、相談や意見を言い合ったり、よりよい研究をしていくのが狙いです。また、互いの研究を見ることで、知らなかったお互いの研究を新しく知ることができます。部活の個人研究はお互いに知られずに終わってしまうことが多いため、このようにして研究を発展させる機会は貴重です。実際、ロボットについての研究は今までにもありましたが、その知名度が低いために後継者が現れず、打ち切られていました。そのようなことにならないよう、今後も理研ゼミは受け継いで行きたいです。