校内での地震観測の開始に先立ち、昨年12月9日に宇都宮大学を訪れ、教育学部の伊東明彦教授に地震観測についてご指導いただきました。まず、地震や地球の内部構造についての講義を受けました。その後、地下構造を推定する目的で、60~70㎝もある大きな木槌で地面を叩いて、人工地震を起こし、パソコンにデータ(地震波形)を保存しました。保存したデータは、大学のコンピューター教室で、専用のソフトを用いて解析をしました。私達が推定した結果を、過去におこなわれたボーリング調査の結果と比較してみると、ほぼ一致しており、地下構造を解析する楽しさを感じることができました。
宇都宮大学の中庭で人工地震を起こす瞬間 宇都宮大学の中庭で人工地震の観測中 本校で観測した地震波形(2012,12,7 発生 M7.3)