理科研究部【合同】 最新情報

芝川の人工物を調査し、研究論文を作成【理科研究部】

2013年01月07日

芝川のゴミ投棄をゼロに!

2年9組 長田そらくん

 理科研究部では、「芝川の川岸及び川底にどのような種類の人工物がどのくらい存在するのか」を知るため、12月6日に清掃活動調査を実施しました。当日は、気温は13℃、寒い風が吹く中、100を超すゴミの回収を行いました。その結果、回収したゴミの中で最も多かったものはコーヒーやビールの空き缶でした。他にも不法投棄されと思われる家庭ゴミ、ポイ捨てされたと思われるたばこの吸い殻などを回収しました。ビール、コーヒーの空き缶、たばこの吸い殻が捨てられていたことから捨てているのは善悪の区別がつく大人である可能性が高いことが分かり、残念な思いでいっぱいになりました。

 夏休み中に行った芝川流域アンケート調査では、人々の環境に対する関心が高まっている一方で、地域に流れる河川という身近な環境への関心は必ずしも高くないことが分かりました。今回の清掃活動調査は、このことの裏付けともなり得るものです。アンケートでは分かりにくかった年齢別の芝川に対する関心、及び環境保護に対する熱意というものも推測できます。ポイ捨てや不法投棄という実態には大人たちの意識が現れているのではないでしょうか。

 現在、理科研究部ではこの調査の結果も含めて「埼玉県立川の博物館・研究紀要」に掲載予定です。研究紀要は、埼玉県の図書館や各種博物館、国会図書館に置かれます。ぜひご覧ください。

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ゴミ回収作業中の部員。

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ゴミ回収が終了し、ホッと一息。

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