長年使われてきた本校の食堂の改装に伴い、食堂としての機能を持たせたまま、ラーニングコモンズとしての使用を考慮したデザインをイケア・ジャパン株式会社の協力のもと設計し、昼間は食堂として、放課後はラーニングコモンズとして活用できるようになりました。
ラーニングコモンズとは、大学図書館に付帯する設備として、1990年代にアメリカで「インフォメーションコモンズ」と呼ばれる学習支援空間が起源とされます。それらが図書館の枠組みを超えて主体的な学習を支援する空間へと発展し、現在では大学全体の指針やカリキュラムとの連動を図る動きも見られます。
本校では、「学びをテーマに集う空間」としてラーニングコモンズを定義。生徒が主体的に活動するというアクティブラーニングの観点から、各ゾーンのルールや、細かい運営方法などは、生徒会を中心に生徒自身が考案し運用していくことで、生徒自らの手で最適な学びの空間を創出するのをねらいとして、このスペースが設置されました。
既に授業や研究活動(土曜AL)、放課後の自主学習やグループワークなど、様々に活用されています。
ご来校の際は、ぜひご覧ください!