「蜘蛛の糸」
著者:芥川 龍之介/ 出版者:ポプラ社
ある日極楽を散歩していたお釈迦様は、蓮池をのぞき込み、罪人たちがもがき苦しむ地獄の世界を目にする。
その中に殺人、放火などの罪に手を染めた大悪人、カンダタを見つける。
お釈迦様は、彼は大悪人だけれどもたった一度だけ小さな蜘蛛を踏み殺さずに助けた善行を思い出す。
そこでお釈迦様はこの男を助けてあげようと思い、蜘蛛の糸を垂らす。
その糸を見つけたカンダタは、地獄から逃れようとこの糸を頼りに登り始める。
しかし、ふと疲れて下を見ると、なんと沢山の罪人たちが糸をつかんで同じように登ってきている。その光景を見たカンダタは・・・
(中2 N.Hさん)