「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン(上)」
著者:暁 佳奈 / 出版社:京都アニメーション
親も身寄りもない少女、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンは、
ある日軍の少佐・ギルベルトに引き取られる。
ヴァイオレットは「感情」というものに乏しく、命令に対して従順なため、
人を殺すための人形として軍に使われていた。
ところがある戦いの途中、ヴァイオレットは両腕と、唯一自分を人形として見なかった大切な人、
ギルベルトを失くしてしまう。
彼女はギルベルトとの別れ際に言われた「愛している」という言葉の意味が理解できず、
その言葉の意味を知るため、肉声の言葉を書き記し手紙にする「自動手記人形」になった。
たくさんの人の想いや言葉を手紙にのせていくことで、
彼女は暖かな感情、そして「愛している」という言葉の意味を知っていく。
(中3 J.Sさん)