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〈第１４回〉栄東生が選ぶ、オススメ本。『風の又三郎』

全体2021年06月10日

「風の又三郎」
著者：宮沢賢治／出版社：ポプラ社

9月1日の朝、山奥の小学校分教場にやってきた転校生高田三郎を、
村の子供たちは風の神の子供「風の又三郎」ではないかと疑い恐れる。

授業風景や日曜日に上の野原へ遊びに行き、逃げた馬を追って道に迷う冒険、
放課後のブドウ狩りや水泳と、エピソードが進行するうちに、
子供たちの気持ちは、高田三郎を又三郎とみる嘉助と、
そうでないとみる一郎の間で揺れ動くが、三郎は間もなく去ってしまいます。

（中３ I.Hさん）

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