「フォルトゥナの瞳」
著者:百田 尚樹/ 出版社:新潮社
幼い頃に家族を失い、友人や恋人も持たず、
ただ毎日自動車塗装の仕事をするだけの日々を過ごしていた木山慎一郎は、
ある日突然「死期の近い人間が透明に見える能力」を得る。
最初はその能力にとまどっていた木山だが、
その能力を使えば人の死を回避させられる事に気が付く。
木山はその事に気付いたときから
町で出会う透明になりかけている人を助けるようになる。
いつも通り駅のホームで透明になっている人を助けようとした木山は
ある男に行動を引き止められる。
黒川と名乗るその男は木山と同じ能力を持っていた。
黒川は人の運命に関わるな、と木山に忠告するが...。
(中3 M.Rさん)